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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第14章 クラウン



狛犬「うーん…知らない人ばっかりだなぁ…」


優誠「あの中で1人万引きの目撃者がいるんだよな?」


聖輝「…あっ!確か…矢島さんって人だ!」


狛犬「そっか!昨日名前教えてくれたよね!」


優誠「矢島…矢島…あっおにぎり補充してる奴じゃね?」


狛犬「よーし!早速話聞きに」


聖輝「待ってください!」


狛犬「うわっ?!えっ?」


聖輝「あの…このままの格好で行ったら…相手にしてもらえないと思います…」


狛犬「どうして?」


優誠「さが高の生徒に絡まれると怖がるって訳か…どうする?」


聖輝「狛犬さん!ブレザー脱いでズボンの丈を5センチほど折ってください!」


狛犬「えっ?こっこう?」


聖輝「あとは…髪型を…こうして…」


優誠「あぁ…何か更にチャラ男っぽくなったような…」


狛犬「えっ?俺今どんな感じなの?」


聖輝「うーん…メガネとかあれば……」


「あの〜…」


優誠「えっ?」

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