Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第15章 豪鬼
優誠「聖輝、帰ろうぜ。」
聖輝「あっごめん…ちょっと用事があって…」
優誠「用事?」
聖輝「うん…ちょっと呼び出されてて…」
優誠「そっか…じゃあまたな。」
聖輝「うん、また明日。」
僕は優誠くんと別れ、1人音楽室へ向かった。
聖輝「音楽室…音楽室…あった。」
コンコンッガラガラ…
聖輝「しっ失礼します…」
村上「おぉ、来たか。」
聖輝「村上さん…」
村上「すまんな、急に呼び出して。」
聖輝「いっいえ…」
村上「今日ここに呼び出したんはな…」
聖輝「はっはい…!!」
どっどうしよう…好きとか言われたら…
でっでも僕…男の恋愛とか受け入れられないし…それ以前に…顔が好みじゃないし…
聖輝「……!!」
村上「俺がお前を呼び出したんはな…」
村上「ケルベロスのことや。」