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優誠「ん〜、俺ちょっとトイレ行ってくるわ。」


聖輝「いってらっしゃい。」

僕が…狛犬さんに…恋……

まさか…そんな……

聖輝「……。」


「ルーキー。」


聖輝「えっなに？」


「あのさ、これ…」


聖輝「何これ？」


「俺の机の中に入ってた。」


聖輝「えっと…『放課後、体育館の裏で待ってる。』…これって…」


「タイマンじゃね？」


聖輝「たっ？！けっケンカ？！」


「そんなビビることか？」


聖輝「だっだって……」


「まぁいいや。それ、どこ見ても差出人は不明だったぜ？」


聖輝「そっそうなんだ…ありがとう。」

誰からだろう…


優誠「終わったー！帰ろうぜ！」


聖輝「あっいや…それが…」


優誠「ん？どうした？」


聖輝「あのね…実は」


狛犬「涼野くーん！早坂くーん！」


優誠「あっあいつら。」


二宮「ったく…横でデカい声出すなって！」


狛犬「いいじゃん別に！」


松本「用事なかったら帰ろうぜ。」


聖輝「あっ僕…ちょっと用事があって…」


優誠「用事？」


聖輝「うん…さっきの休み時間にね、僕宛の手紙が別の机の中に入ってたみたいで…」


二宮「『放課後、体育館の裏で待ってる。』…何これ？」


松本「タイマンか？」


聖輝「えぇっ？！どっどうしよう！！僕ケンカとかできないよ！！」


狛犬「それならみんなで一緒に行こうよ！」


聖輝「えっ？」


狛犬「だってこの手紙に1人で来いって書いてないじゃん？ってことは、何人で押しかけても文句は言わないはず！」


優誠「確かに、1人で行くより複数で行った方が安全だな。」


聖輝「もしかして…みなさん……」


狛犬「よーし！体育館の裏にレッツゴー！」


松本「しゃーねぇな。」


二宮「アイス奢れよ？」


聖輝「あっありがとうございます！！」


優誠「よかったな、聖輝。」


聖輝「うん！！」

みんなと一緒だったら全然怖くない！

僕達は手紙の指示通り、体育館の裏に向かった。