Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第17章 死神2
「あら、あんた達!」
聖輝「えっ?」
優誠「げっ?!保健室のおっさん…」
北島「おっさんじゃなくてタジーだってば!」
聖輝「おはようございます、北島先生。」
北島「おはよ〜」
優誠「…行くぞ、聖輝。」
聖輝「えっちょっと!」
北島「いってらっしゃ〜い…ってちょい待ち!!」
ガシッ
優誠「うわっ何だよ?!」
北島「きみ達にタジーからお話があるの、ほら保健室行く!」
聖輝「わわっ!北島先生?!」
僕達は保健室に連行された。
優誠「ったく…話って何だよ…」
北島「まぁまぁ。」
ガラガラッ
北島「そこに座って。」
聖輝「はっはい…」
優誠「ん?誰か寝てるの?」
北島「まぁ、ちょっとね。」
聖輝「だったら僕達はあとで来ます。」
優誠「だな、睡眠の邪魔しちゃ悪いし。」
北島「いいのいいの!ほら、美味しいケーキよ。」
優誠「ケーキ…」
聖輝「わぁ〜美味しそ〜♡」
北島「ほら、涼野くん連れてきたから一緒にお話しよう!」
聖輝「えっ?」
北島「大丈夫!隣にいるのは涼野くんのお友達だから!ね?」
優誠「おっさん…誰としゃべってるんだ…?」
聖輝「さっさぁ…」
北島「うん…うん、紅茶も入れたから。」
シャーッ
「……。」
聖輝「えっ…??!」
カーテンを開けたら…そこには死神がいた。