無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

優誠「魔王？！いや、こいつが偽魔王か！」


魔王「ここでその名前は言うたらあかん。」


聖輝「あっ！すっすみません！」


「あいつが魔王か…初めて見た…」


優誠「あっお前ら！この人魔王じゃなくて」


「とうとう来やがったぜ…魔王…」


「新渡戸と苅田を殺りやがって！！」


「なぁ、ここで俺達が力合わせたら殺れるんじゃね？」


「しゃーない、魔王相手じゃ1人ではとても闘えない…殺るか！！」


優誠「お前ら！！違う！！この人は魔王じゃねぇ！！」


「はぁ？！ルーキーが魔王って言ってるだろうが？！」


優誠「いや、それは…おい！説明しろよ！！」


聖輝「えっ？！えっと…この人は魔王さんで、新渡戸くんと苅田くんをボコボコにした人が偽魔王です！！」


「はぁ？！」


「何訳分からないこと言ってんだよ？！」


聖輝「あっあれ？」


「とにかく！！お前をここでボコボコにしてやるぜ！！」


魔王「やめとけ、顔に傷がつく。」


「うるせぇ！！」


「この野郎…！！」


ガッ！！


魔王「すまんな、ケンカしにここに来たんちゃうねん。」


「ぐっ…！！」


「ゔっ…？！」


魔王「ちょっとだけクラスメイト借りるで？」


「はっはい…」


「どっどうぞ……」


魔王「ちょっと来てくれるか。」


聖輝「はっはい…」


僕達は魔王さんの後についていった。