Beast 〜獣たちに好かれた僕〜
第19章 5syoku
聖輝「はい、どうぞ。」
狛犬「いっただっきまーす!!」
松本「おいっ!フライングすんなって!」
ぱくっ
狛犬「……うまっ!!」
優誠「えっマジで?」
二宮「舌バカだから信用しなくていい。」
狛犬「いやいや、マジで美味いんだって!!」
松本「本当かよ…」
聖輝「じゃあ…いただきます。」
ぱくっ
狛犬「どぉ?」
聖輝「…おっ美味しい!!」
優誠「これめっちゃ美味い!!」
松本「美味い……」
二宮「まぁまぁだな。」
狛犬「ねー?美味しいでしょ?」
松本「あの過程からよくここまで来たな…」
聖輝「美味し〜♡」
優誠「さっすが俺達特製ワイルドカレーだな!」
狛犬「だね!」
二宮「このにんじんが腹立つんだけど。」
松本「だよな。」
狛犬「まぁまぁ、美味しいからいいじゃん!」
聖輝「おにぎりの具いりませんでしたね。」
二宮「……。」
狛犬「ぱくっぱくっ…おかわりー!!」
優誠「俺も!」
松本「悔しいけど食が進む…」
二宮「まぁ、これも全部米のおかげだよな?」
狛犬「違うよ!カレーのルーが美味しいからだよ!」
二宮「あ?この綺麗な米のおかげだろ?」
狛犬「いーや!ルーのおかげ!!」
二宮「米!!」
狛犬「ルー!!」
松本「あぁうるせぇ!!どっちも美味いだろ!!」
聖輝「そうですね、どっちかまずかったらカレー自体まずく感じちゃいますからね。」
優誠「じゃあ両方美味いってことで!」
狛犬「あははっ!だね!」
二宮「……。」
松本「でも…面白かったな。」
聖輝「はい!すごく楽しかったです!」
二宮「また…やれたらいいね。」
狛犬「じゃあ来年だね!」
優誠「おう!来年はパワーアップしたワイルドカレー作ろうぜ!」
松本「勘弁してくれよ…!!」
聖輝「あははっ!」