無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

松本「お前…さっきもそうだったけど元気なくね？」


優誠「友達と朝まで電話してて徹夜明け。」


二宮「友達と？」


松本「ハァ…何してんだよ…」


聖輝「だって…楽しくて…」


狛犬「ねぇねぇ、誰と電話してたの？」


聖輝「バイト先の先輩です、今ちょっと入院してるんですけど…」


二宮「入院？」


聖輝「はい、交通事故で半年ほど入院してて…」


松本「半年って…相当酷いケガだったんだな…」


聖輝「トラックにひかれて…」


狛犬「そうなんだ…」


優誠「いつ退院するの？」


聖輝「早ければ今月だって。」


二宮「割と回復してるんだな。」


聖輝「はい、リハビリが順調のようで…」


松本「早く退院できたらいいな。」


聖輝「そうですね…」


狛犬「でも知らなかったなぁ〜、涼野くんにそんな友達がいるなんて。」


聖輝「あの、帰ってきたらお見舞いに行こうと思ってるんだけど…一緒に行きませんか？」


狛犬「えっいいの？」


聖輝「はい！すっごく明るい人なので狛犬さんとすぐ意気投合すると思います！」


狛犬「へぇ〜じゃあ行こっかな！」


優誠「俺も行っていい？」


聖輝「うん！」


二宮「……。」


聖輝「二宮さんと松本さんはどうします？」


松本「そうだなぁ…その人がいいっていうなら。」


二宮「俺もどっちでもいい。」


聖輝「じゃあ決定ですね！」


狛犬「イェーイ！」


優誠「楽しみだなぁ〜忠義くんに会うの！」


松本「忠義くん…？！」


優誠「えっ？忠義って名前だったよな？」


聖輝「うん、大倉忠義くん。」


二宮「大倉忠義……」


狛犬「おぉ…忠義ってカッコいい名前だね！」


聖輝「めちゃくちゃイケメンさんですよ♡」


狛犬「そうなんだぁ〜楽しみ！」


松本「……。」


聖輝「松本さん…？」


松本「…えっ？あっいや、何でもない…」


二宮「……。」


狛犬「よーし！帰りに忠義くんへのお土産いっぱい買お！」


聖輝「はい！」


優誠「たくさん買って驚かせようぜ！」


松本「……。」


二宮「潤くん。」


松本「…あぁ……」