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Beast 〜獣たちに好かれた僕〜

第21章 御曹司の秘密



聖輝「えっと…あっ…」


櫻井「聖子ちゃん!」


聖輝「櫻井さ」


ギュウゥ…


櫻井「会いたかった…」


聖輝「さっ櫻井様…」


櫻井「聖子ちゃん、櫻井様じゃなくて?」


聖輝「あっ…翔くん…」


櫻井「聖子ちゃん…」


聖輝「翔くん…ここじゃ恥ずかしいよぉ…」


櫻井「ごめん…聖子ちゃん見たらつい…行こっか。」


聖輝「はい。」


ガチャッ


櫻井「どうぞ。」


聖輝「ありがとうございます。」

どうしよ…何か変に緊張してきた…

久しぶりに会うからかな…

ガチャッ


櫻井「よいしょっと。」


聖輝「あっあの、翔く」


カチャッ


聖輝「聖子ちゃん…」


聖輝「んっ…?!」


僕のシートベルトが外され、唇を奪われた。


聖輝「んっ…クチュ…ふぁっん…」


櫻井「クチュ…んっ…ちゅぱっ…」


聖輝「んんっ…はぁん…クチュ…」


櫻井「クチュ…クチュ…んっ…はぁ…聖子ちゃん…」


聖輝「んっ…翔くん……」


櫻井「聖子ちゃん…好きだよ…」


聖輝「翔くん……」

『好きだよ』

その気持ちは嬉しいのに……

その気持ちに答えられないなんて……

櫻井「…そろそろ行こっか。」


聖輝「はい…」


僕達は予約したレストランに向かった。

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