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ピッ


聖輝「はい、もしもし！」


若井『もしもし聖子ちゃん？今大丈夫？』


聖輝「はっはい…大丈夫です。」


若井『さっき櫻井様から聞いたんだけど…聖子ちゃん…本気なの？』


聖輝「えっ？」


若井『いや、本当のことしゃべるのかなって…』


聖輝「…まだ迷ってるんですけど…櫻井様の為にも隠し事はやめた方がいいかなって…」


若井『なるほどね…』


聖輝「もし…お話する決心がついたら…櫻井様に嫌われる覚悟でお話します。」


若井『そっか…聖子ちゃんが決めることだから、何も言わないけど…』


若井『後悔しないようにね。』


聖輝「はい…ありがとうございます…」


若井『えっと…電話くれてた理由ってもしかして…』


聖輝「はい、このことを相談しようかなって…」


若井『そっか、明日お店来るよね？その時にまた話聞かせてくれる？』


聖輝「はい、分かりました。」


若井『うん、じゃあよろしく。』


聖輝「はい、失礼します。」


ピッ


聖輝「…ハァ……」

まだまだ決断出すのは難しそうだな…