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ガラガラ…


「失礼します…」


北島「あら、錦戸くん！」


聖輝「錦戸さん！こんにちは！」


錦戸「…お前ら…」


優誠「よっ、いてて…」


錦戸「もしかして…さっき暴れてたヤクザに…？」


北島「そうなのよ！だからタジーが手当てしてたところ！」


聖輝「ごめんね…僕のせいでこんなことになって…」


優誠「いやいや、お前のせいじゃないって！あれは桜蘭が関係してるんだし…」


錦戸「…桜蘭…？」


聖輝「はい、錦戸さん知ってますか？」


錦戸「…顔は……」


北島「錦戸くん、紅茶入れるからこっち座って。」


優誠「それにしても桜蘭の奴…組長の愛人だったとはな…」


聖輝「すごいよね…愛人って…」


優誠「しかもその正体は安田とはな…」


錦戸「安田…？」


優誠「そう、2年の安田章大。」


錦戸「……。」


聖輝「確か錦戸さん…安田さんと同級生ですよね？安田さんって…どんな人なんですか？」


錦戸「……。」


優誠「他人には興味なしってところか…」


北島「錦戸くんは保健室登校が多いからね。」


錦戸「…売春……」


聖輝「えっ？」


錦戸「売春…してるって…聞いたことある…」


優誠「売春…？！」


北島「あらまぁ……」


聖輝「えっ？売春って何ですか？」


優誠「身体売って商売することだよ…」


聖輝「身体…？」


北島「柔らかくいうと援交みたいなものだよ。」


聖輝「えっ…えぇっ？！そんな…安田さん男なのに…？」


錦戸「男専用……」


優誠「うわぁ…聞きたくなかった…」


北島「男に身体売るって…相当お金に困ってるのかな…？」


優誠「それとも、男と触れ合うのが好きでやってるのか…」


聖輝「……。」


錦戸「…噂でしか聞いたことないけど…」