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狐と私と先生

第1章 ホンワカ先生

「山に、何か居たりするのかな?」

「、、えぇ、
鳥とかが居ますが」

私は先生から顔をそむけながら答えた。

あまり、突っ込んで聞かれたくないコトが、あるから。

「、、、。」

顔をそむけている私の頭を、
先生は優しくなでて、ニッコリ笑っていた。

「そうか。
質問に答えてくれて、有り難う」

「い、いえ」

「それじゃ、
また明日」

そう言って、先生は去っていった。

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