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teardrop (of the child)

第1章 −夢を追う男−

そんな父親一筋だった高城が恋をした。

幼馴染みの直哉の車の調子が悪くて、車の整備士をやってる親しい先輩のとこで見てもらってた時。

先輩の彼女である紗英も一緒に来てた。

紗英は高城達の中学からの同級生だった。

その紗英が自分のバイト先である喫茶店の後輩を連れてきた。

一人は以前から何度か見た事がある彩って子で、直哉に気がある様子。

もう一人は初めて見る顔で、高城の2歳下の現役女子高校生の透花。

高城は透花を一目でタイプだと思って声をかける。

透花の最初の印象は大人し目だった。

高城は自信たっぷりで、いつもの如く惚れさせようとした。

しかし透花は高城の思うようにはならない。

何だか不思議な雰囲気の子で、急に別人のように高城に対して生意気な口をきく事もある。

今まで高城が知る周りの女達っていうのは高城に好かれようと、こぞって媚びを売る奴ばかり。

それが当たり前だと思っていたが、透花という女は高城に媚びなぞ売る気もない。

高城はそんな透花に興味を抱き、徐々に惹かれていくようになる。

気付けばその女にゾッコンで高城にとっての初恋となった。

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