魅惑の果実
第3章 となり-トナリ-
―柚side―
俺は羅壹のとなりの席になった。フフッ…羅壹かわいい…。
さっきからずーっと俺のこと見てる。羅壹は俺が見られてることに気づいてないと思ってる。そこで、俺が
『何?』
って口パクで聞くと、
『別に。何でもない。』
だって。フフッ…面白い。
俺がこの学校に来たわけは、言うまでもなく、羅壹がいるから。
俺と羅壹は幼馴染みで、ちっちゃい頃からよく遊んでた。
だからか、俺は羅壹のことが好きになった。あっ、ちなみにこれは10才の時のことね。
俺はちっちゃい頃から比較的思ったことはハッキリ言うタイプだった。でも、〝羅壹が好き〟…この感情だけは言うことができなかった。
そして3年がたった頃。この間も俺は羅壹のことが好きだった。〝だった〟って言うと今は違うみたいに聞こえるかもしれないけど、もちろん、今でも、好きだから、そこ誤解しないようにね。
あっ、話がそれちゃったね。
俺は13才の時、親から突然、
『引っ越すぞ』
………そう言われた。
俺は羅壹のとなりの席になった。フフッ…羅壹かわいい…。
さっきからずーっと俺のこと見てる。羅壹は俺が見られてることに気づいてないと思ってる。そこで、俺が
『何?』
って口パクで聞くと、
『別に。何でもない。』
だって。フフッ…面白い。
俺がこの学校に来たわけは、言うまでもなく、羅壹がいるから。
俺と羅壹は幼馴染みで、ちっちゃい頃からよく遊んでた。
だからか、俺は羅壹のことが好きになった。あっ、ちなみにこれは10才の時のことね。
俺はちっちゃい頃から比較的思ったことはハッキリ言うタイプだった。でも、〝羅壹が好き〟…この感情だけは言うことができなかった。
そして3年がたった頃。この間も俺は羅壹のことが好きだった。〝だった〟って言うと今は違うみたいに聞こえるかもしれないけど、もちろん、今でも、好きだから、そこ誤解しないようにね。
あっ、話がそれちゃったね。
俺は13才の時、親から突然、
『引っ越すぞ』
………そう言われた。