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腹黒ドS王子の愛する人2

第1章 訪問者

突然の音と声に思わず驚きその方向をむく。









「シューヤ!!!!さがしたよ!!」










そこには揺れる金髪に青い瞳、長身のすらっとした外国の人が玄関の扉を開け放って立っていた。









いや、ちょっと待って。







「ぎゃああああああああ!!!!!!!!!」















ーーーーーーーーーーーーー.......











「えっと......」




「ふふっ、初めまして。僕の名前はオリバー。シューヤとはアメリカにいた時のバディーだったんだ。」









あの後、俺たちの状況を気にすることなくオリバーさんは普通に家に上がり込み、そのまま自己紹介を始めている。






「バディー、ですか.....」



「うんっ、仕事も........こっちもね......?」









そう言うとオリバーさんは秋夜の首に手を回して顔を近づけた。










「へっ........」






そのまま重なる二人の唇。





その瞬間頭が真っ白になって何も考えられなくなる。




普通に考えて、こっちって......








つまり、そういうことで.......







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