おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第16章 治療と言う名の……。
「あっ! あんっ!! やぁ!! せ……先生っ……何を!?」
「ん……っ。治療……ですよ? 悪い膿を……吸い出してあげないと……いけませんからね? んんっ……」
白い喉を見せながら、彼女が身悶える。それを目を細めて俺は眺める。この眺めも久し振りだ。最後に女性を悦ばせたのはいつだっただろうか。
片手で腿を抑えながら、もう片方の腕を上へと伸ばし、尖った胸の頂きを指先で弾くと、彼女の声がいっそう甲高くなった。こんなに楽しい気持ちになるのは、久々かも知れない。
舌で、指で彼女を何度も高みへと押し上げる。何度も彼女の中へ自身を埋め込みたいと思ったが、彼女が望まない限り、それは耐えた。
この治療を続けていれば、その内彼女の方から強請るようになるかも知れない。そんな淡い期待を胸に抱きながら、警備員が見回りに来る二十四時まで、時間を忘れて俺は彼女をイカせ続けたのだった。