無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　「くっ!! すっげ……中が……ビクビクして……俺も……イクッ……」

　「んあぁぁぁっ!! イクっ……!!」

　二人同時にそう言うと、アタシの身体はギュッと収縮するように強張り、山岡さんを締め上げる。山岡さんの欲棒は、アタシの中でドクンドクンと脈打つように跳ね、アタシの子宮はそれを感じながら蕩ける様な快楽を齎した。力が入らず、前に倒れそうになるアタシを山岡さんの腕が支えてくれ、優しくベッドに着地させてくれる。そして、アタシの上に折り重なった山岡さんは、アタシの中で未だ欲棒をビクンビクンとさせていた。

　やがてそれが治まると、「はぁーっ」と深い溜息を吐き、アタシの中から出ようとする。それが寂しくて、「もう少し中にいて」と強請ると、山岡さんは「仕方がないなぁ」と言って、欲棒を中に留めたまま、アタシを抱き締めてくれた。

　幸せだな。

　エッチしている最中も幸せだけど、その最中って気持ち良さが勝ってしまい、あまりしみじみと感じる事が出来ないけど。お互いに達した後、こうして抱き締め合ってお互いの温もりを感じている時間が、とてつもなく愛おしくて、幸せだなと思う。