テキストサイズ

プリンセスさまのヒミツ

第2章 プリンセス=メイド

大輔にあのバイトをしていることがバレ、なぜか大輔のメイドをさせられることになった次の日。

「キャーッ!乃愛さまよ!」

「いつみてもかわいー!」

「私もあんなにかわいくなってみたぁい!」

あ、そうだった。プリンセスなの忘れてた。あのことで頭の中がいっぱいだったんだよな。はぁ、なんでプリンセスってこんなにキャーキャー言われるんだろ。

「みんな、おはよ!(ニコッ)」

「キャーッ!おはようございます!」

はぁ…。うるさい…。

「おー。朝から愛想まきおつかれさま。プリンセスさまも大変だねぇ。」

「理乃ぉ。朝から頭痛いよぉ。」

「よしよし。もうしょうがない。プリンセスなんだから。そこは我慢、ガマン!」

「好きでプリンセスやってるんじゃないもん(`ε´)」

「それ言っちゃあ終わりだよ…。あっ、ほら!赤坂くんもきたよ!」

「え…?」

「キャーッ!大輔さまかっこいいー!」

「いつみてもかっこいいよー!」

「今年はもう文句無しの2人だよね!」

「…。」

大輔…完全無視(-o-;)ちょっとくらい答えてあげてもいいのに…。

「でもほんとかっこいいよねぇ、赤坂くん!」

「そうかなぁ?別に思わないけど…。」

「…!」

「あれ?赤坂くんこっちきてない?」

「…え?」

どさっ

「キャッ。いったぁ…。なにすんのよ!大輔!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ