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プリンセスさまのヒミツ

第4章 プリプリのお仕事!

大輔side

今日はプリプリday。月に一度の忙しい日。オレはプリンスになるたびに面倒くさいと思っていた。でも今年は違う。理由は…好きなやつがプリンセスでずっと隣にいれるから。だからオレはテンションがあがっていた。

「真宮、見回り。」

「分かってる。」

オレは一応人前だから外キャラを作っていた。でも正直のところオレはこのキャラが好きじゃない。だって…好きなやつにもこの態度なんだしなんかちょー冷たいやつみたいだから。はぁ、なんでクールキャラなんかを外キャラにしちゃったんだか。

キーンコーンカーンコーン

「チャイム」

「じゃあそろそろ戻ろっか、大輔!」

「ん…。」

オレは気づいていた。オレが外キャラで対応しているとき、真宮が一瞬さみしそうな顔をすることを。そしてオレは我慢ができなくなって真宮をPC室に引っ張った。

「大輔、ここって…。」

「PC室。」

「そう…。」

その瞬間オレは気づいた。真宮が怖がっていること。オレはなぜか真宮を抱きしめた。

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