プリンセスさまのヒミツ
第4章 プリプリのお仕事!
「オレ、人前ではクールキャラだけど真宮の前ではこれでも素を出してるんだ。でもクールキャラを演じてる時、お前がさみしそうな顔するから…。だからどっかの部屋入って話しようと思ったんだけど…暗いとこ苦手なのな。ほんとにごめん。」
「あ…。」
大輔、私のこと心配してくれてたんだ。なんだ、優しいとこもあんじゃん。
「…大丈夫だよ。全然気にしてないから。」
「真宮…。」
「てかさ、早く出ない?もう授業始まっちゃってるし、…怖いから。」
「クスッ…。そうだな。さすがにそろそろ戻らねぇとチャイム席がチェックされちまう。」
ガラガラッ
「真宮、走るぞ!」
ぐいっ
「えっ!?ちょっと、待って…。」
そう言って大輔は私の手を掴んで廊下を走り出した。やっぱりスピードは速い。さすがに運動神経のいい私でもプリンスの大輔にはかなわない。
ガラガラガラッ
教室の扉をあけた瞬間、みんなの目線は私たちにむく。
「赤坂、真宮。なんで遅れた?」
私はギクッとなる。…PC室で抱きしめられてました。なんて言えるわけがない。隣を見ると焦ろうともせずかといって何を言おうともしない大輔がたっていた。
「えっと…プリプリの仕事で遅れました。すいません、先生。(ニコッ)」
「あ…。」
大輔、私のこと心配してくれてたんだ。なんだ、優しいとこもあんじゃん。
「…大丈夫だよ。全然気にしてないから。」
「真宮…。」
「てかさ、早く出ない?もう授業始まっちゃってるし、…怖いから。」
「クスッ…。そうだな。さすがにそろそろ戻らねぇとチャイム席がチェックされちまう。」
ガラガラッ
「真宮、走るぞ!」
ぐいっ
「えっ!?ちょっと、待って…。」
そう言って大輔は私の手を掴んで廊下を走り出した。やっぱりスピードは速い。さすがに運動神経のいい私でもプリンスの大輔にはかなわない。
ガラガラガラッ
教室の扉をあけた瞬間、みんなの目線は私たちにむく。
「赤坂、真宮。なんで遅れた?」
私はギクッとなる。…PC室で抱きしめられてました。なんて言えるわけがない。隣を見ると焦ろうともせずかといって何を言おうともしない大輔がたっていた。
「えっと…プリプリの仕事で遅れました。すいません、先生。(ニコッ)」