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短編集2

第3章 万華鏡

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長い夏休みも終わって、ひと段落の時期。
こんな僕にも夏休みに誘ってくれる友だちができた!みんないい人たちばかり。
本当は一回でもいいから深夜くんと遊びたかった。でも僕といたら深夜くんは嫌そうな顔するからそばにいない方がいいよね。
でも今日、目があった。それだけで死にそうなくらい嬉しかった。贅沢なことは言わない。けどあの一瞬がまたどこかであるとうれしいな。











「一輝っ.......」





スラスラと書かれた一輝の日常。
そこに俺が出て来ない日はなかった。




目があった、笑ってるところを見ることができた、すれ違った。

そんな誰も気づかないようなこと。




俺だけへの愛情が溢れた日記。

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