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捨て犬

第15章 目、つむって・・・

15:30

やっと宿に到着した

宴会までの間は
自由時間


みんなは
外出するみたいだったけど
俺は部屋でゆっくりするからと
なんとか
ひとりになることができた


お昼に一度メールがきてから
エミからは
電話もメールも無い


遠慮してんのかな…


早速俺は
電話をかけてみることにした



RRRR・・・
RRRRRR・・・



…あれ?



RRRR・・
RRRRRR・・・・


出ないじゃん

トイレか?






それから俺は
何度もエミに電話をしたけど
その電話は一度もエミに繋がらないまま
夜の宴会へと突入してしまった

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