捨て犬
第18章 えっ?
それから
風呂と食事をすませ
俺は
煙草を吸いながら
いつもの儀式をした
煙草を吸いながら
エミの髪に顔を埋め
俺が
エミに甘えていた
「エミ
グロス・・似合ってたよ」
「・・・・・」
「ちょっとだけつけてんのが
俺、好き」
「好き?」
「うん、好き」
「・・・・」
「エミのこと、好き…」
「好きだから…したいの?」
「え?
あ、あぁ…
今はしたいなんて言ってねぇよ?
あ、でも
うん…エミが好きだから
抱きたいって…思う」
「そう…」
「なんで?」
「な、なんでも…ない」
「そっか。
あ、エミ
明日さ、休みじゃん
どっか・・・行く?」
「どこ?」
「う~ん
どこでもいいけど
エミを連れて歩きたい」
「なんで?」
俺は
エミの耳を
いつものように探りながら
「かわいいから」
って耳元で囁いた
「・・・・・」
「エミ、こっち向いて?」
「や、やだ」
「なんで?」
「なんでもない」
「どした?」
「なんでも…ない」
「じゃあ、こっち向いて」
ゆっくりと振り向いたエミは
俺から目線をそらしたまま
恥ずかしそうにしていた
可愛いって言ったから
照れてんだよな?
まぁ、いーや
理由なんてなんでも
とにかく俺は
エミが
好きなんだから
風呂と食事をすませ
俺は
煙草を吸いながら
いつもの儀式をした
煙草を吸いながら
エミの髪に顔を埋め
俺が
エミに甘えていた
「エミ
グロス・・似合ってたよ」
「・・・・・」
「ちょっとだけつけてんのが
俺、好き」
「好き?」
「うん、好き」
「・・・・」
「エミのこと、好き…」
「好きだから…したいの?」
「え?
あ、あぁ…
今はしたいなんて言ってねぇよ?
あ、でも
うん…エミが好きだから
抱きたいって…思う」
「そう…」
「なんで?」
「な、なんでも…ない」
「そっか。
あ、エミ
明日さ、休みじゃん
どっか・・・行く?」
「どこ?」
「う~ん
どこでもいいけど
エミを連れて歩きたい」
「なんで?」
俺は
エミの耳を
いつものように探りながら
「かわいいから」
って耳元で囁いた
「・・・・・」
「エミ、こっち向いて?」
「や、やだ」
「なんで?」
「なんでもない」
「どした?」
「なんでも…ない」
「じゃあ、こっち向いて」
ゆっくりと振り向いたエミは
俺から目線をそらしたまま
恥ずかしそうにしていた
可愛いって言ったから
照れてんだよな?
まぁ、いーや
理由なんてなんでも
とにかく俺は
エミが
好きなんだから