捨て犬
第11章 なんで脱がされてんの?
そんなある日
いつものように
ベットでエミを抱きしめて
眠ろうとした時だった
「あ、あの…カズマ…」
「わっ、どーした?
名前呼んでくれちゃったりして
何、何?」
「お、お願いが…あるんだけど…」
エミが
俺にお願いなんて
はじめてじゃん
「何だよ、エミ
言ってみて」
「本を…買って下さい…」
「ん?本?」
「うん」
「いーよ。
どんな本が欲しいんだ?」
「料理の…」
あぁ…なるほど。
子供のための料理本は
もう作りたおしてるし
新しいレシピとか
知りたいんだよな?
「分かった。
それなら大歓迎。
だって俺もうまいもん
食べられるってことじゃん?
明日、自分で探して
好きなの買って来いよ」
「うん…ありがと」
いいな
うん
なんかいいよ
こーゆー会話
そんなことを思いながら
俺は
エミの髪を指ですきながら
目を閉じ
エミは
俺の胸に顔をすり寄せる
そして
夢でも
そうしていたいと
思いつつ眠りに落ちる
そんな
俺達の日常
いつものように
ベットでエミを抱きしめて
眠ろうとした時だった
「あ、あの…カズマ…」
「わっ、どーした?
名前呼んでくれちゃったりして
何、何?」
「お、お願いが…あるんだけど…」
エミが
俺にお願いなんて
はじめてじゃん
「何だよ、エミ
言ってみて」
「本を…買って下さい…」
「ん?本?」
「うん」
「いーよ。
どんな本が欲しいんだ?」
「料理の…」
あぁ…なるほど。
子供のための料理本は
もう作りたおしてるし
新しいレシピとか
知りたいんだよな?
「分かった。
それなら大歓迎。
だって俺もうまいもん
食べられるってことじゃん?
明日、自分で探して
好きなの買って来いよ」
「うん…ありがと」
いいな
うん
なんかいいよ
こーゆー会話
そんなことを思いながら
俺は
エミの髪を指ですきながら
目を閉じ
エミは
俺の胸に顔をすり寄せる
そして
夢でも
そうしていたいと
思いつつ眠りに落ちる
そんな
俺達の日常