ディアブロ☆~共同生活約150日~
第12章 しつけ…?
「陽菜ちゃん…。」
『ん…。』
吐き出した精子をティッシュで拭き取ったあと
水輝くんは私を抱きしめ
優しくキスをした。
「水輝くん水輝くんって
言いながら感じる陽菜ちゃん
めっちゃ可愛かった。」
『…。』
髪を撫でられながら
そう言われた私は
恥ずかしくて黙っていた。
「中に出したくてたまんないんだけど。」
『それはダメ…。』
「わかってる。」
『うん。』
いつもなら一人でシャワーに
行ってしまう水輝くんが
珍しくゆっくりと私を抱きしめていた。
「陽菜ちゃん…好き。かも。」
『え?』
「ん?や…なんでもない!」
『今なんて…』
「あーっ。さっきのH思い出したら
また起って来ちゃった!
もっかいする?」
水輝くんはごまかすように
そう言って
私の頭をくしゃっとした。
『きゃっ……。』
私が黙っていると
水輝くんはまた私の乳首を触った。
(まさか、本当に2回目!?)
―コンコンッ!
そう思ってハッとした瞬間
ノックが鳴った。
「水輝くーん!
寝てるのー!?
そろそろ支度したほうがいいよ!」
ドアの外からは純くんの声がした。
「もうそんな時間か。
うん!起きてる!
今から支度して行く!」
『じゃあ…私そろそろ戻りますね。』
そのまま服を着て
私はコソッと部屋を出た。