ディアブロ☆~共同生活約150日~
第12章 しつけ…?
「ひーなちゃんっ♪」
『わっ!み…水輝くん?』
食器を片付けていた私の後ろから
水輝くんが抱きついて
私の肩にアゴを乗せた。
「なんかさー1日休みなら
色々やりたいことあるんだけど
午後から仕事ってなると暇だよね。」
『純くんみたいに仕事まで
寝てたらいいんじゃないですか?』
仕事を妨げられた私は
少し素っ気なく返した。
「んー…でもせっかく早起きしたのにまた寝るってどうなの?」
『今日夜遅いんですよね?
忙しいんだから休める時に
休んだ方がいいですよ。』
「そっかぁ~…
陽菜ちゃんが添い寝してくれんなら
それでもいいかも。」
『ちょっと…。』
水輝くんはそう言って私の胸を撫でた。