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バカじゃないの!?

第9章 気持ち



聖夜side



「しんどかったら帰っていいぞ」





そう言いながら
はるの顔を覗き込んだ









「え…」









今にも泣きそうな顔に驚いた






「見な…いでっ」





ソファーから立とうとする
はるの腕を引っ張り
抱きしめた










「…どうした?」





「…めて」





「え?」






「やめて」




そう言い俺から離れようとする




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