テキストサイズ

バカじゃないの!?

第4章 看病


「冗談。これ手作り?」



「そうだよ」




「毒入ってない?」




「なっ、入ってません!もうあげない!」



「あー、うそうそ!」



そう言って北条聖夜は
私からお弁当を受け取った












「ありがとう」


ニコッと北条聖夜が笑った





ドキン




その笑顔は
嫌みな笑顔じゃなくて
ファンに振りまく笑顔でもなく
見たことない優しい笑顔だった


ストーリーメニュー

TOPTOPへ