バカじゃないの!?
第7章 危険
私は気持ちを落ち着けた後
北条聖夜が借りてた
鍵を吉村先生に返しに
職員室に行った
ガラッ
「「失礼します」」
入ってすぐ
吉村先生と目が合った
「あ、北条」
「鍵、ありがとうございました」
「あ、おう。てか、何があったんだ…びっくりするぐらい北条焦ってたけど」
「あ、いやっ…」
そんなに焦って来てくれたんだ
「まぁ、いいけど。仕事頼むぞ」
「あ、それ明日でも…」「はい」
私は北条聖夜の言葉を
遮って言った
「じゃ」
「「失礼しました」」
帰ろうとドアに
向かおうとした時
北条が何かを思い出したように
振り返った
「あ、五十嵐もう生徒会から外して下さい。あと、レギュラーも外したほうがいいかも」
それだけ言って
北条聖夜はさっさと
職員室を出て行った