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16才の初恋

第2章 桜



教室の前まで来た。

き、緊張するぅ…

「美紀、入るよ。」

『あ…ゆっちゃん、まってよ。』

教室にはいくつかのグループができていた。

私の席は…っと、あった!

ゆっちゃんは3つ後ろの席だ。

ん?
私の隣の席…
誰か寝てる?
こんな朝から?

そう思って見ていると、いきなりムクッと起きた!

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