禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
……俺は桐生に……
激しいキスをしながら……
「……桐生……
全部脱がしていい?……」
と、聞いた……
桐生が静かに促いた……
……俺は……
桐生の衣服を全部脱がすと、
再び桐生自身を手に取り、
扱きだした……
……シュッシュッシコシコ……
「……桐生……
これ好きだろ?……」
……桐生の顔が……
もう真っ赤になって居た……
「……あ、あん……
優希……」
「……桐生気持ちいい?……」
「……う、ん……優希……」
……そして次に俺は……
桐生自身を口に含み舐め出した……
「……あっ、アン……
ああん……」
……桐生の甘い喘ぎ声か……
止まら無くなって居た……
「……ね、え……
優希のもシタイ……」
「……桐生……
兄ちゃんにもシテくれるの?……」
「……うん……」
……俺も桐生ももう……
後戻り出来ない所まで来て居た……
……後は桐生と堕ちて行くだけ……
……きっともうとっくに……
正気の沙汰じゃ無くなってたんだ……