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上エッチ新幹線

第19章 仲谷慎之助の事情⑤

4つ目のイチゴを朋美が飲み込む。

「ごちそうさま」
「まだイチゴが残って……んッ……」

欲情を抑えきれなくなり唇を重ねると
花柄のワンピースのボタンを外す。

「もうすぐ終点に着いちゃうんじゃない?」
「いいから、いいから」

前回のような無理強いはしない。

朋美の身体を愛したいだけ。

濡らしたいだけ。

「でも……あと15分くらいで……」
「帰りはずっと繋がっていような」

服や下着は脱がせるつもりはない。

新潟駅までは一方的に
朋美の身体をひたすら愛する。

そして帰りの新潟東京間は
朋美を俺の上に乗せ
終点の東京駅までずっと
繋がっているつもりだ。

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