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上エッチ新幹線

第20章 財前浩平の事情①

隣の男女はどんなもんかと
様子を窺おうとした……が……

見てしまったことを後悔した。

女はこちら側を向き
自分の身体を支えるように
ガラスに両手をつき
背後から男に攻められていた。

男は女の両方の胸を鷲掴み
突き刺すように懸命に腰を振っている。

「朋美……」

菜々子の身体を愛しながら
つい妻の名を口にしてしまった。

そりゃそうだろう。

朋美が俺以外の男と
目と鼻の先でセックスしているのだから。

朋美は困惑していながらも
淫らな表情だった。

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