テキストサイズ

上エッチ新幹線

第23章 仲谷慎之助の事情⑥

「毛糸」
「トマト」
「鳥」
「リス」
「スイス」

菜々子が黙る。

「もう降参か?菜々子の番だぞ」
「好き……」

俺の目をじっと見つめる。

知ってるよ……

菜々子の想いは。

今の俺は菜々子の想いに応えられない。

「キス」

正面に座る菜々子は立ち上がると
「したい」と呟き
俺に唇を重ねた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ