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上エッチ新幹線

第28章 城之内麻琴の事情②

首を何度も横に振る。

ホントは痛い。

でもここを越えなければ
先に進めないことも分かっている。

その指がゆっくりと私の中で動き出す。

「んッ……んんッ……」
「力抜いて……そう……そうだよ……麻琴」

また褒めてくれた。

褒めてもらえるとそれに応えたくなるのが
私の性分。

両親に成績を褒められると
もっと褒めてほしくて
がむしゃらに勉強していた。

だから慎ちゃんにも応えたい。

慎ちゃんにもっと褒めてもらいたい。

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