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上エッチ新幹線

第29章 じゃれあっていただけ!?

「私のお客さんにも嫉妬したりする?」
「そりゃするさ。でも仕事だし我慢して
割りきってる」
「私も慎之助と一緒」

それは仕方がない。

この職場で出会ってしまったのだから。

「……なんで個室空いてねぇんだよ」
「え?」
「だから……なんでカウンター席なんだよ」
「混雑してるから仕方ないでしょ」

ほぼ満席状態の居酒屋で
店員がやっと作ってくれた席は
カウンターの隅っこだった。

「個室だったら……菜々子とエッチなこと
出来たのに……」

そういうことを言われてしまうと
私もそんな気分になってしまう。

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