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上エッチ新幹線

第30章 結城翼の事情①

「マコトくん。いい加減にしないと俺も
怒っちゃうよ。身なりは女を装っていても
男には容赦しないからね」

慎之助さんと菜々子ちゃんの
俺が邪魔は許さない。

「……男?」
「今更しらばっくれるのか?マコトくんが
いくら頑張ったところで慎之助さんと
菜々子ちゃんの間には入れないんだ」
「あの……勘違いされてませんか?」
「はぁ?マコトくんは慎之助さんを
一途に想っていたんだろ?」

手強いやっちゃなぁ。

「それはそうですけど……そうじゃないと
いうか……」

止めの一発をお見舞いする時が来た。

「慎之助さんは男には興味が無いんだよ。
だから諦めなさい」

慎之助さん!

マコトに引導を渡してやりましたよ!

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