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「御気遣いありがとうございます」

気遣いされてしまうと惨めになる。

「だからそれ！何言っちゃってんの？」
「何って……私の胸のせいで……」

不快に思っているんでしょ？

「おっきいおっぱい大好きなんだけど！」
「は……はい？」
「見たいよ……でもおっぱいにしか興味が
ないって思われたくなくて……」
「見たいって……本当ですか？」

散々気持ち悪がられていたこの胸を
見たいだなんて初めて言われた。

「ホッとしたよ……麻琴さんが女で……」
「……見てもいいですよ」

嬉しかった。