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上エッチ新幹線

第42章 キスマーク論争からの真実!?

東京駅のホーム。

慎之助が私に駆け寄る。

「菜々子……心配掛けてごめん」
「ぅん」

慎之助と一緒に列車を降りた彩乃は
心配そうにこちらの様子を窺っている。

「彩乃は抱いてないから」
「ぅん」

でも二人は手を繋ぎ列車を降りた。

「明日は菜々子と一緒だから」
「ぅん」

そう……明日は慎之助に指名されている。

「でもな……迷いがある」
「ぅん」
「……菜々子と彩乃」
「ぅん」

慎之助なんか好きにならなければよかった。

自分が情けなくて涙が出てくる。

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