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上エッチ新幹線

第43章 仲谷慎之助の事情⑪

「お邪魔します」

彩乃の部屋は1LDKのカントリー調で
家具や小物に至るまで木目が施されている。

「なんか照れちゃうね。あッ……」

彩乃は慌てた様子でリビングに干されていた
洗濯物を隠した。

「おせーよ。俺、見ちゃったもん」

紫色の透けたブラとパンティだった。

たったそれだけのことで
ドキッとしてしまう俺。

男女の隔たりも無く
つい数時間前まで親友だった彩乃に
再び女を垣間見た。

「ゃだッ!もうッ!」

照れながら下着を背後に隠す彩乃。

「風呂出たら、その下着でよろしく」
「ぅん」

冗談で返さず本気モードの彩乃に
胸の高鳴りが止まらない。

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