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異世界での出来事

第9章 なぜ、こうなった?

朝起きて、朝食済ませて、測量をする。

ピタゴラスの蔓を持ち、アンヌ・セシール・ラーシアに護衛としてスキアを連れて行く。

アンヌとセシールには、少し小さめの白いタンクトップにミニスカートを着させての測量。

アンヌとセシールを走らせると、胸が揺れてタンクトップからはみ出す。

胸が腫れているから、注射して、屈んでスカートの中の具が見えたら我慢出来なくなり、また注射。

そんな測量では、いつまで経っても進捗しない。

ラーシアとスキアが冷たい目線で見てくるが、暑いのでちょうどいい。

結局、3日も測量に掛かってしまった。

次は伐採。木は切り倒し、切り株は大きな石に変える。町を守る壁にするためだ。

木を触ると、4寸(約12cm)の角材に変わる。

大きいのは4本になったり、小さいのは1本になったりする。

それをラーシアが見ていて、少し怒っていたが、町を創るためだと説明するのだが、森の番人のラーシアには通用しない。

町が出来上がったら、植樹する事をラーシアに誓い、作業を進める。

(やはり、そのあたりは人間のエゴだよな。)

町を創るって大変だよなぁ。

創っても、誰も住んでくれないなんて困るんだよね。

店に住居に警ら隊。

町を創ってもいいって許可は、お城から頂いたんだけど、どうやって住人を募集すればいいんだ?

だだっ広い大地を均しながら考えるが、ややこしくなる考えしか浮かばない。

大地を均すのに、約1週間。

その次には、壁の建設。石積だ!

石積をしていて、新しい発見があった。

最初は地盤から30cm掘って根石を並べた。

根石と2段目までは、切り株を変換した石を使ったが、その石が無くなった。

無くなってからは、このぐらいの石があったらいいのになぁ!

って、想像しただけで石が現れた。

最初は物質変換の魔法だと思っていたんだが、どうやら創造魔法のようだ。

試しに、コルトを想像したら、コルトが現れる。

コルトの口径を少し大きくする想像したら12mmになった。

調子に乗って、機関銃を想像したら、機関銃が出来たが、連続して魔力充填できないので連続発射できない。

機関銃は諦めた。

充填するのに少し時間が掛かる。

でも、相手によって口径が替えられるのでOKだよ。

石積は捗った。

高さにして5mほどの石垣(武者返し)が出来上がった。

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