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兄とイケないこと始めませんか?

第5章 やだっ……ヤじゃない……

翔真兄がグッと抜き出されると、白い液体が宙を舞った。

私はヒクヒクとだらしなく、よだれを垂らしている。

「……妹犯しちゃったよ…………」

「……」

ニヤリと笑う翔真兄。

もう無理……熱を持った身体は強い睡魔に襲われる。
あぁ……でも、気持ちよかっ

「んたっ!?」

「夏波……寝る前に風呂…な?」

私は翔真兄にお姫様抱っこされ、眠気がぶっ飛んだ。

「えっ、いやいやいや…あのっ」

「もうワンラウンド、イッちゃう?」

私を軽々と抱えた翔真兄は笑顔で、階段を降り始める。

「あんなのもう無理っ!」

「……しゃーねなぁ、んじゃまた今度」

「ふぇっ!……もう翔真兄とはヤんない」

「あ?あんなに潮吹いて、気持ちよかったくせに」

「っ!!それはっ……」

「図星だな、まぁ今日はこれで解放してやるよ。しっかり身体洗ってこいよ」

あれ?案外あっさり?

「疲れたろ?……悪かったな……」

翔真兄は脱衣場に私をそっと降ろし、グリグリと頭を撫でて、出ていった。

「優しい……」

こういうとこが、翔真兄がモテる理由なのかな?なんて思いつつ、ゆっくりお風呂に入ることにした。

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