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天気予報の恋人

第19章 chapter last



「二宮…和也です」
小さな声で、俯いたまま名前を言った少年



偶然席が隣だった事がきっかけだった



何故か最初から、俺にくっつくようになって
可愛い弟のような存在から


「恋人」なんて言葉では足りない位、かけがえのない人に変わっていた



自分の人生を投げてでも、守りたいと思った
…愛したいと思った

その想いに変わりはない


かずは俺にとって

出逢うべくして出逢った


……運命の、人なんだ


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