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空に見ている

第2章 ら


どんなにヒロ君を毎日見ていても…


ヒロ君の読んでいた本を手に入れても…




結局…彼のこと何も知らないままで…



もっと彼を知りたい…

彼に自分を知ってもらいたい…




なんて…思わなかった…




私の恋心は…所詮…その程度で――――――――…




所詮……



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