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びゅーてぃふる ❦ ふれぐらんす【気象系BL】

第4章 溺れる夜は…Monday


敷きっぱなしの布団にゆっくりと押し倒されると
いつになく真剣な雅紀の顔を下から見上げた
この先のことを考えると
心臓が口から出そうな位バクバクして


『智…』


覆いかぶさってきた雅紀の顔が
俺の首元に沈んだ


『んっ…』


首筋に沿って音を立ててキスをされて
俺はただ黙ってそれを受け入れた


『…待って!
はず、かしいから…自分でっ…!』


起き上がって
たくし上げられそうになったパーカーとTシャツを自ら脱ぐと
雅紀も同じ様に上半身裸になった


『細いね』

『雅紀だって…』

『可愛い』

『え…』

『可愛いよ、智』


もう一度布団に沈められて
そのままキスをした
何度も何度も角度を変えて
薄く開いた唇から雅紀の舌が入ってきた


『…っはぁ、』

『…智っ…さと……』


雅紀の手が俺の上半身を撫でる

指が
胸の先に触れた


『…っぁ!』


何これ
やだ、おかしくなりそう…

下半身にグッと熱が籠ったのがわかった


『好きだよ、智』

『ん…俺も…』


流されていたのかもしれない
それでも
この甘くて刺激的な雰囲気に
このまま飲み込まれてしまいたかった

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