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そんな小っ恥ずかしい事をよく平気で言ってのけるものだ。
逆にこっちが恥ずかしくなってくる。
なんだか嬉しい事を言ってくれるじゃないか...。

｢先輩...顔赤いですよ?｣

｢なっ///ちょっと焼けただけよ｣
佳奈の指摘に信憑をつかれて狼狽してしまう。

｢そ、そうですよね！先輩がそんな事で照れるなんて有り得ないですよね/////｣

佳奈は自分の考えにまるで｢ただの私の願望です｣と言っているようだった。

｢まぁ、こういうのもたまには悪くないと思っただけよ｣
私は視線を逸らすと小さく言葉を発した。

｢えっ？/////先輩...今なんて...｣

｢...｣
ただそんな佳奈に少し素直になってみようかと思っただけだ。

｢また、デートしましょうね♪｣

佳奈はクスッと微笑んで逸らしていた視線を合わせてからかう。

｢別にそういう事を言ってるんじゃないわよ...｣