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人ってこんなになれるんだと驚くほどだった。
佳奈の新しい表情を見た気がしてまだまだ知らない事が有るもんだと感心してみる。
想像以上の純粋な反応に言ったこっちまで照れてしまう。

私はそのまま佳奈を抱きしめた。
周りを気にしている余裕は無かった。

｢先輩っ！？/////｣
佳奈は驚いて狼狽する。

可愛い...。
そんな反応するなんて卑怯じゃないか。

｢まぁいっか｣
私はそう言って佳奈の耳元でぽつりと呟いた。

｢えっ？｣

｢彼女になっても良いよ｣
私はそう言って不敵に微笑む。

ーこうして私は佳奈と付き合う事にした。