黒川とぱんぱかぱん!
第2章 黒川虹花は救世主
ただいま
誰もいない家に心の中で呟いた
あのあと結局まるるんべーかりんまでついてって店長たちにも点数のことを褒められた
お陰で2、3個買っただけのはずが
袋にはおまけで色々菓子パンが入ってる
まるるんべーかりんにお邪魔して勉強したり、こんな風にたくさんパンをくれたり
いつか、まるるんべーかりんの人たちにもお礼しよ…
そう思いつつ
リビングのテーブルにパンとテスト用紙を置いた
俺の一番の目的
親に褒められること。
見事達成した事は言うまでもない。
永野悠真にとって幸せな時間を過ごせたでしょう