無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

n


あー、恥ずかしい。


今のパンイチな自分の姿も、相葉くんに、どっちでもいい、なんて言ったことも。

でもしょうがない。

本当のことだから。

ここは素直に正直に明かしておいた方がいい。

でも…

“抱かれてもいい”

って思ったらそういう気持ちになるから不思議。

覚悟というか、

受け身の気持ちというか。

もう早く触ってほしいとか、どんな風に愛されちゃうんだろうとか思い始めてるんだから。

ふざけたり笑ったりしてたけど。

そんなことを思ってるんだ。

自分が自分じゃないみたい。

恥ずかしくて視線を落としたら相葉くんの手にドキドキしてしまって大変。


どこも見れなくなってない？


引き寄せられて、その素肌がしっとりと吸いつくように抱きしめ合ったら。

もう嘘みたいに離れなれなくなった。


こんなにも求めていたんだ。


ああ。


すきだ。


優しく押し倒されて唇を塞がれて気が遠くなる。

俺、こんなんで持つかな。


期待と不安。


これからの長い夜に想いを馳せて。

死んじゃいそうだからとりあえず、このドキドキが少し収まってくんないか？と真剣に考えていた。