貴方と私
第6章 本性
沈黙を破ったのは蓮くんだった。
「俺、別に襲ったりしないから。真衣ちゃんが、良いって言うまで。」
『そ、そんな事言ったら、ずっと良いなんて言わないよ?』
「じゃあ、速攻襲う♪」
そう言いながら、
胸を揉んでくる。
『やんっ///やめて//』
「浴槽の中で暴れても、余計興奮するよ(笑)」
『だって//蓮くんが止めてくれないからっ//』
「止める止める(笑)真衣ちゃん、時間とか大丈夫なの?」
『あ!今何時!?』
「22時過ぎだけど…。」
『うわ…。怒られる。どうしよう〜…。』
「泊まってく?」
『無理。』
「なんで?」
『明日、零嗚と一緒に学校行く約束してるんだ…。』
「そっかぁ。じゃあ帰るか。」
『うん。』
「ん、送るよ♪」
『あ、いいよっ』
「ノーパンで1人で帰るの(笑)?」
『あ…。じゃあ…お願いします…。』
「ん♪服、俺のパーカーでも貸すよ。」
『ありがとう♪』