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こうするしかなかったんだ

第9章 誤算




好きになればなるほど。

矛先が葉月に向かっていく。

葉月のどこが良い?

私のどこが葉月に劣っている?どこも見当たらないし、あるとすれば性格だけ。

葉月に会わなければ。

姫葵は作戦を立てる為に葉月に会おうとするが、何度も断られていた。

バイトでもしているんだろうか。

母子家庭だし仕方ないかと思っていた。

だけど。

奏太との関係を気付かせたい。

”葉月を傷付けたい”



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